2009年01月24日(土)[荒井秀樹]
IPCのクラス分け
パラリンピックや障害者スポーツでは、選手の障害の程度によってクラスが分けられる。
この世界大会では、久保選手、鹿沼選手の2名が初参加のためIPC(国際パラリンピック委員会)ノルディックスキーのクラス分けを受けた。
シットスキーでは、5つのクラス。ブラインドは3つのクラスに分かれている。
22日、初めてノルディックスキーのクラス分けを受ける久保選手。
「テストと聞いただけで、ビビるんです・・・」と久保選手、恐る恐るドアを開けて部屋に入って行った。
そんな心配していた久保選手を優しそうなクラス分け委員の方が、親切丁寧に対応してくれて、ホッとした久保選手だった。
LW11クラスに決定。係数は94%。
ちなみに、長田選手はLW10(86%)だ。
走ったリアルタイムに、この系数をかけた計算タイムで競技を競う。
午後には、鹿沼選手がブラインドのクラス分けを受け、B1のクラスに決定した。
B1ガイドのスペシャリスト大平紀夫先生(松本養護学校)がガイドをする予定だ。
鹿沼選手のパワーと不屈の根性で、将来、表彰台も夢ではない楽しみな選手だ。
開会式も今夜始まる。旗手は滝上賢治選手。
さあ!いくぞ。