2010年02月03日(水)[荒井秀樹]
ベストショット フランス大会から
いよいよ4日からドイツ大会のレースが始まります。
昨日の夜から、台風並みの強い風があり、バイアスロンが心配です。まだコースも作られておらず、大会の運営が遅れています。
日本の皆さんから、沢山の応援メールや励ましをいただき、ありがとうございます。
お返しに、先週のフランス大会での4選手の表情をお送りします。
(長田弘幸、ラストスパート)
バイアスロンロングで、ゴール1kmでラストスパートする長田選手です。
並走しながら声をかけているのが僕で、
長田が、15位、16位で争っていること、久保は2番手でゴールしたことを伝えています。
結果は、この日は15位、バイアスロンパシュートでは、12位でした。
長田選手も、最後のゴールまで、気力で走ってくれました。
(激走する新田佳浩)
クラシカル10kmの新田選手です。
フランスの競技委員長から、
日本の片腕の選手、素晴らしいフォームで走っている。と絶賛されうれしく思いました。
結果は、残念な4位で表彰台を逃しましたが、ドイツ大会では巻き返してくれるでしょう。
(スタートする太田渉子)
スプリントレースのスタートです。
低い姿勢から、スピードを上げていく渉子らしいフォームに戻りつつあります。
フランス大会では、バイアスロンロングでは、銀でした。
彼女の得意種目で、バンクーバーでは期待しています。
ドイツ大会は、バイアスロン競技(5日パシュート、7日ショート)に絞って参戦します。
(2010W杯バイアスロン12.5k表彰式での久保恒造)
柑奈ちゃんの生まれた日の表彰台です。
金ではありませんでしたが、いい表情で表彰台に上がりました。
射座に入る前に、「かんな」と声をだして気合いを入れたそうで、
20発中、ペナルティ1と冷静に撃てたそうです。
優勝のラーセン選手、3位のアンディ選手、二人とも大腿切断の選手です。
これからも分かるように、腰のバランスが悪い脊髄損傷の選手が、いかに勝つことが大変かが分かります。
バンクーバーオリンピックが、もうすぐ始まります。
そして、あっという間にパラリンピックです。
オリンピック、パラリンピック、日本の皆様の応援をお願いします。