
2010年03月01日(月)[荒井秀樹]
シルバースターで事前合宿始まる。 「チームだからこそ勝てるんだ!」
チームミーティングの最後、クロカンチームの主将
長田弘幸が、「残された期間、チーム一つになって」と決意を語ってくれました。
髪を短くし、静かに語る長田選手。
言葉に重みがあります・・
(ノルディックチーム主将 長田弘幸が決意述べる)
世界の強豪に個人の力で挑んで勝つことは並大抵なことではありません。でも、チームで戦えば、仲間がいるし、勝機も見えてくる。
今回のバンクーバーパラリンピックの日本チームのスタッフは、総勢14名。
監督やチーフコーチ、ガイド以外に、
ワックスコーチ5名。
バイアスロンコーチ2名。
トレーナー1名。
データー分析、タイムキーパーが2名。
総務など1名。
過去最高の規模で選手をサポートします。
そして、何よりも心強いのは、
情報収集や義足のメンテナンスのスタッフが応援団としてバンクーバー入りします。
(チーム専属トレーナー白戸氏)
それに日本で応援をしていただいている大勢の皆さんと一緒にチームを作り、
「だからこそ勝てるんだ!」という意識が共有できれば、本当に大きな力が生まれると思います。
ここカナダに来ているメンバーだけがチームではないのです。
全ての人達と心を共有し、一緒に戦いたい。
それが、僕の願いです。
(チームミーティング、コーチから具体的な指示がでる)
(エアライフルのシリンダーにエアを詰める阿部コーチと太田渉子)
網走の皆さんで作り上げたバリアフリーのバイアスロン射撃場。
尾花沢の皆さんで大成功を収めた街中でのスプリントレース。
旭川の応援団、士別、美幌の後援会の皆さん。
選手をサポートし、応援して下さる会社の皆さん。
チームをサポートしてくださるスポンサーの皆さん。
全国から声援を送っていただける全ての皆さんに感謝です。
そんな大きなチーム力で、バンクーバーパラリンピックを思う存分に戦ってきます。