ありがとう、おばちゃん
先日、西粟倉でメダルの報告をした近所のおばちゃんが亡くなった。
3歳のとき、ケガをしたとき駆けつけてくれたおばちゃんだ。小さいときも「よっちゃん、よっちゃん」といつも気にかけてくれたおばちゃんだ。
4月にメダルを報告したときは、「よっちゃん、良かったねぇ。本当にがんばったねぇ」と喜んでくれた。
尼崎に住む息子さんにも「よっちゃんが金メダルをかけてくれたよ~」と喜びを連絡してくれたそうです。
母親が家の前で花の世話をしていたとき、息子さんの奥さんから声をかけられ・・・
入院していたおばちゃんが亡くなる前、記憶がまばらになっている中「うちの家の前は誰だった?」と聞かれた奥さんは、
「新田さんよ」と答えたそうです。
するとおばちゃんが急に正気に戻り「よっちゃんが金メダルをかけてくれた」と話したそうです。
そんなおばちゃんが病院の外を眺め、「今日は雪が降って綺麗だなぁ」と・・・。
西粟倉を思い出しながら、眠るように亡くなられたそうです。
「よっちゃん、よっちゃん」と言ってくれた姿が、今でも忘れられません。
ありがとう、おばちゃん。僕はここまで大きくなったよ。ゆっくり休んでね。
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おばちゃまにとって
新田くんはもう一人の子供のような
存在だったんでしょうね。
金メダル、自分の息子のように
嬉しかったんだなーと
想像しています。
おばちゃん孝行できて良かったね。
雪の降る天国で新田くんの活躍を
これからも見守ってくれることでしょう。
謹んでお悔やみ申し上げます。
合掌