2010年11月10日(水)[荒井秀樹]
世界で初?レーサーと射撃のトレーニング
網走でのバイアスロン射撃合宿では、立位の選手はランニングで心拍をあげ、負荷射撃トレーニングを行う。
シットスキーの久保恒造は、腕立て伏せで心拍をあげて実施したが、やはりスキーに近い運動から負荷射撃をしたかった。
考えた久保恒造は、車いすマラソンの先輩から、持ち運びできるローラーを借りてきた。
これさえあれば、レーサーでトレーニングしながら射撃練習もできる。
それに、心拍も上がるから負荷射撃になる。
一石二鳥のトレーニングだ。
レーサーと射撃、この練習方法は、世界でも久保恒造だけだろう。
外国の選手からも聞いたことがない。
久保恒造の車いすマラソンへの想い、バイアスロンへの決意は、世界一だと思う。
(レーサーをこぎ続ける久保恒造)
(レーサー後の射撃はキツイ!)