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2011年2月15日(火) [新田佳浩]
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ワックステストの方法

2011年2月15日(火)  [新田佳浩]

ワールドカップが始まります。今回はスタッフの人数も限られているため、出場種目の少ない私がスタッフとして働きました。

その1つがワックステストです。

そこで今回は、ワックステストの方法を少し紹介したいと思います。
※ただし、このスキーテストがすべてではありません。

1.用意するもの テストスキー用の板・スキースピード(スピードメーター)
※スキー板の本数があれば、様々なテストができますが1番重要なことは同じモデル、長さ、ストラクチャー、ワックスでなければ正確なテストができないことです。

[写真]テストスキー板
(テストスキー板)

2.ZEROテスト 下りの滑り始めるポイントを決めます。
次にスキースピードのスタート地点とゴール地点を決めます。

板のペアごとに3~5ラウンドして、平均を出します。その際、平均で1番良かった板の片方をZEROスキーとします。

[写真]ワックステストの様子
(ワックステストの様子)

3.ワックステスト・パウダーテスト 【ワックスを塗る】
1本ずつ、気温・雪温・気象条件によって塗るワックスを変えます。ここで重要なのがワックステストの場合、フッ素の含有率が高い方が滑るのか?低い方が滑るのか?メーカーなどで傾向が決まるワックスを選択すると良いです。

【スキーテスト】
テスト場所は、雪やコースの条件が変わらない限り、同じ場所で行った方が正確なデータを取ることができます。

ZEROスキーは常に板を替えないで、ワックスを塗った板だけを交換して、ZEROテスト同様に3~5ラウンド行います。

タイムが一番良かったラウンドと一番悪かったラウンドを除いた平均を出します。

それぞれの板の平均タイムが出たところで、ZEROテストとのタイム差を引きます。

パウダーテストも同様に行います。

4.レースへの準備 当日の気温・雪温などを考慮し、最高の条件のワックスを塗ります。

以上が、ワックステストの方法となります。

今回、ワックスマンの作業を行いましたが、ただ作業を行うだけでなく経験やデータなどがあるからこそできる【職人技】を感じました。

選手として出場するからには常に全力を出し切る。当たり前のようでなかなかできないことですが、ワックスマンの大変さ、選手に対する思いを持った情熱などを感じる、良い経験でした。

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