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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
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スプリントレース

スウェーデン大会最終日。
太田渉子が3位に入り表彰台に上がった。
新田佳浩は惜しくも準決勝敗退で、8位だった。
スウェーデン大会最終日、厳寒の-30℃。競技開始時間を遅らせて開催された。


[写真]温度計がマイナス30℃を超えている
(温度計がマイナス30℃を超えている)


全員予選を走り、上位の選手のみ勝ち進む。
タイムの争いから、準々決勝からは、選手との駆け引きで二人勝ち抜けで駒を進めていく。
ソルフティオ市内の公園、特設会場のスプリントレース。シットスキーがぶつかる音、スキーポールを折る者、雪上の格闘技だ。


[写真]シットスキースプリント雪上の格闘技だ
(シットスキースプリント雪上の格闘技だ)


新田佳浩は、うまいコーナーリングで加速し、持てる力を出し切ったが決勝には残れなかった。


[写真]新田佳浩の高速ターン1
(新田佳浩の高速ターン1)


[写真]新田佳浩の高速ターン2
(新田佳浩の高速ターン2)


[写真]新田佳浩の高速ターン3
(新田佳浩の高速ターン3)


太田渉子は、準決勝でロシアのアンナ選手を破り、決勝へ。
障害の程度をタイム差に換算してスタートする、4人一組のハンティングスタートだ。
立位女子決勝は、19秒先にスタートしていったポーランドのカタリーナ選手(両腕障害)を片腕障害選手のアレキサンドラ選手、マイヤ選手と太田渉子の3人が同時スタートし、追いかける。距離は400m2周と直線の1000mレースだ。
カタリーナ選手を追い抜き、最後のコーナーでインコースをつかれたマイヤ選手にリードを許し、悔しい3位だった。


[写真]スプリント立位女子決勝
(スプリント立位女子決勝)


このスプリントレース、コース取りだけでなく、位置取りも重要な勝負のポイントになる。
新田佳浩と太田渉子も、このスプリントレースを国内の大会等で、もっと多く経験し、技術や力、駆け引きを学んでいきたい。
まだまだ成長する可能性を秘めている。


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