2011年09月16日(金)[新田佳浩]
目標設定と目標値
目標設定は、競技での方向性や課題を確認するための目安のようなものだと考えています。
目標設定を行うことで、このような効果があると言われています。
●自分の進む道筋がはっきりする。
●やる気が維持できる。
●パフォーマンスの向上に役立つ。
●目標達成のために、トレーニングの方法などを工夫するようになる。
今シーズンの目標は、「年間総合ランキングで1位を目指す」ことです。
昨シーズンは年間総合ランキング3位を獲得することが出来ましたが、4位とのポイント差は4点とギリギリ。
上位を目指すためには、苦手としている「スケーティング」を強化しなければなりません。
徐々にスケーティングのフィーリングは良くなってきているように感じますが、これはあくまで自分自身の感覚。
以前、ブログのコメントで遍路人さんから「脚の角度とスピード」との関係についてご指摘を受けましたが、感覚的なものを数値化することが非常に意味のあることだと思います。
クロスカントリースキーの場合、コースレイアウトや気象条件などを考慮して、世界記録というものはありませんが、強さには必ず理由があります。
「運動のスムーズさ」「筋力」「持久力」「大会に向けてピークに持っていくコンディショニング」etc
そのような様々な要因を少しでも数値化して評価できるように、運動の分析を「ダートフィッシュ」で、また筋力、持久力を測る「体力測定」などを行っています。
最近は、私自身も自分の現在の状況を確認する「目標値」を模索していますが、荒川河川敷を使って、タイムトライアルを行っています。