2012年07月24日(火)[新田佳浩]
2日間で約15時間、およそ43kmを縦走!北大雪ロングトレイルツアーに参加しました
北大雪山系を2日間かけて70km走破する今回の北大雪ロングトレイルツアー。
1日目は朝9時に白滝高原キャンプ場をスタートし、天狗岳~有明山~比麻良山~アンギラス~ニセイカウシュッペ山~登山道~大雪高原旭ヶ丘というルートでした。
まずは、北大雪スキー場を登るとかなり下に街が見えてきます。
(スキー場から見える景色)
天狗岳から有明山、比麻良山だと思って撮った写真が、文三岳の山頂だったりとちょっとしたハプニング!?はありましたが、比麻良山までのルートを約4時間で縦走しました。
(文三岳)
比麻良山からニセイカウシュッペ山の間には、通称で「アンギラス」と、棘の様な岩峰が多い姿が映画のゴジラで出てきた怪獣に例えられて呼ばれ、笹や松だらけなので非常に危険な場所でもあります。
(アンギラス)
(アンギラスを降りる)
アンギラスを過ぎるとニセイカウシュッペ山を縦走しました。
ニセイカウシュッペ山は日本最北端の高い山だそうです。
そこで参加者メンバーと記念撮影。
(ニセイカウシュッペ山で記念撮影)
ニセイカウシュッペ山から登山道まで約5kmは、勾配も緩かったのでトレイルランニング。
当初は大雪高原旭ヶ丘がゴールだったのですが、登山道に到着したのが午後5時だったこともあり登山道がゴールとなりました。
2日目は、朝6時に層雲峡をスタートして黒岳~北鎮岳~中岳~旭岳~姿見~旭岳登山道というルートでした。
黒岳を登る途中、雲海があったので写真を・・・
雲海の奥に見える山が、昨日登った山並です。
(昨日登った山並)
黒岳に到着したのは8時過ぎにもかかわらず、かなり多くの方がいました。
(黒岳)
そして北鎮岳を経由して縦走していくと御鉢平を眺めることができます。
(御鉢平)
そしてそのまま縦走すると旭岳に到着。
シーズン始めや残雪合宿を行うときは、旭岳のふもとでトレーニングを行っているのですが、頂上に来るのは初めてでした。
「旭岳に初めて登った~」と思っていると・・・
「おぉ、新田!!」との声が・・・
なんとバンクーバーパラリンピックでワックスマンをしてもらった竹原さんも家族で旭岳に来ていました。
本当に偶然の出会いでビックリしました。
(旭岳で記念撮影)
旭岳の頂上からはペースを上げて、姿見~旭岳登山口まで降りてきました。
2日間で約43kmと予定の70kmから大幅に短縮されたコースでしたが、約15時間のトレイルツアーを参加者の方と一緒に縦走でき、非常に充実した期間でした。
ソチパラリンピックまで、591日。
自分ならできる。