
2013年01月08日(火)[新田佳浩]
心機一転
ワールドカップ第1戦のあと、北海道に移動して大会に出場し、トレーニングを行っていました。
フィンランド大会で反省すべき点はかなりありますが、まずはいま自分のできることの最善を尽くすことが最優先です。
フィンランドを考えてみると、スケーティングは身体の使い方、スキー操作はちょっとレベルが違うという印象ですが、クラシカルはテクニックではまだまだ負けていないと感じました。
スキーの長さを変えたことで、スキー操作やグリップの選定に順応できなかったようにも思います。
国内での約2週間の合宿と大会で徐々にスキーの長さにも慣れイメージよく滑ることができています。
あとは自分の狙ったレースでしっかり滑ることだけです。
簡単に結果が出るわけではありませんが、やってきたことは裏切らない!!
少なくとも昨シーズンよりは良い状態で滑ることができているように思います。
1月5日、6日に行われた第15回日本障害者クロスカントリースキー競技大会は、バイアスロン競技には出場しませんでしたが、クロスカントリー競技に出場して優勝。
後半は腰が落ちて大きく滑ることを意識した滑りはできませんでしたが、前半は良いイメージで滑ることができました。
あとは良いイメージを継続できるかということ。
それでも苦しくなったときに「負けたくない」という気持ちで我慢して滑りきれるかということが重要です。
ここ数レースはそんな気持ちが切れたレースをしてしまったので、アメリカ大会では最後まで諦めない粘り強いレースができるようにしたいと思います。