2014年01月10日(金)[荒井秀樹]
バイアスロンの次世代へ、阿部友里香の射撃トレーニング
阿部友里香選手が射撃トレーニングを行いました。
昨年の10月の18歳誕生日に、やっと銃の所持許可が下り、エアーライフルが手元に届きました。
ライフルは、大変高価なものですが、所属する日立ソリューションズジュニアスキークラブで購入することができました。
本当に感謝です。
「ありがとうございました」
阿部友里香は、12月の北海道合宿でも部屋で射撃予習を積んできましたが、ここフィンランドに来て、初めて実弾を使った射撃トレーニングです。
緊張しながら射撃する阿部友里香に、スタッフやコーチも力が入ります。
(自分の弾痕を確認する阿部友里香選手)
バイアスロン競技では、日本選手が世界トップクラスにいるのに、国内では練習できない状況です。
トレーニング環境整備の取り組みが大変遅れていることを反省しています。
パラリンピック選手が国内において、バイアスロン射撃トレーニング出来るような環境を実現したいと思っています。
そのためにも、若いジュニアの選手の頑張りは重要です。
ソチへのバイアスロン出場をめざしている阿部友里香ですが、なんとかワールドカップで結果を出して、ソチ出場を実現したいと頑張っています。