2014年11月28日(金)[太田渉子]
初めて講演をしました
10月31日(金)、山形県酒田市立第六中学校の体育館で生徒および保護者の方を対象にした講演会に講師としてお招きいただきました。今年7月にPTA会長の阿部さんからご連絡をいただいたことがきっかけで、メールと電話で打ち合わせを重ねました。
同時に、社内でも上司や事務局、広報部門などの方々から資料作りのアドバイスをもらい、プレゼンテーションの練習もしました。
当日は快晴、鳥海山はすでに雪化粧をしていました。酒田を訪れるのは、3・11の東日本大震災以来3年半ぶりで、時間が経つのは早いなとしみじみと感じました。
阿部会長が"おいしい庄内空港"(今年決定した愛称です)までお迎えに来てくれました。
校舎に着いて、まず目に飛び込んできたのは、「~さん~大会優勝」や「○部○大会進出」などの看板でした。
体育館では、先生方がちょうどステージのセッティングをされている最中で、私もパワーポイントの動作確認や会の進行者との打ち合わせをしました。
講演会本番は投影機器のトラブルがあり冷や汗もかきましたが、メモ紙を頼りにお話を進めて、途中から機器も復活して準備した映像を見せることができました。
生徒さんは最後まで熱心にお話を聞いてくれました。
質疑応答では、生徒さんから「どうやったらオリンピックに行けますか?」、「練習が苦しい時にどうやって乗り越えますか?」と積極的な質問があり、「私は楽しんでスキーを続けたら、いつの間にかパラリンピックに出場できた。・・・夢を叶えるためなら練習は楽しみになる。」とお答えしました。
最後に、「メダルを間近で見たいですか」と尋ねると、多くの生徒さんが挙手してくれましたので、代表数名に前に出てきてもらい、実際にメダルを手に取ってもらいました。
講演会後は、特別教室の生徒さんが私に会いにきてくれて、お話と記念写真の撮影をしました。みんな素直で明るくてステキな生徒さんでした。校舎を後にするときは、生徒さんが「ありがとうございました」、「さようなら」と、元気に挨拶をしてくれて、今日ここに来られて良かったなと思いました。
初めての講演会は、色々な意味でとても思い出に残るものでした。
講演会の準備として、自分の25年間の人生を振り返り、主なできごとや考えをまとめたのですが、慣れないパワーポイント作成や発表練習など予想した以上に時間がかかりました。
でも、今までと違った視点でパラリンピックを考えられ、また一歩引いたところから自分の立場を見られるようになりました。講演会を企画していただいた阿部会長はじめ、生徒さんや先生方には素晴らしい機会をいただき感謝しています。
どうもありがとうございました!!