
2015年02月01日(日)[アウローラ]
クロスカントリー・ミドルで6位になった阿部友里香と長濵一年コーチのコメント
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキー世界選手権大会6日目、クロスカントリー・ミドル・クラシカルレースで6位になった阿部友里香と長濵一年クロスカントリーコーチのコメントです。
▼阿部友里香 選手
今日は前半から攻めるように心掛けたが、1周目は思ったよりタイムも伸びず苦しいレースだった。それでも2周目の途中まで同タイムだったノルウェーのカレンに勝てたのはよかった。
今回の世界選手権は良いところも悪いところもでたレースだった。この反省を生かし旭川のワールドカップでは精一杯頑張ります。
▼長濵一年 クロスカントリーコーチ
本日、女子5kmクラシカル、男子10kmクラシカル競技が行われ、日本は女子5kmに阿部、出来島、男子10kmに佐藤、岩本が出場した。前日の天気予報と異なりスキーワックスの選択も難しいコンディションの中で競技は行われ、滑走性の良いポイントと悪いポイントのギャップに選手も今一つリズムをつかめない様子も見受けられた。
また、トップ選手と比較し、上りのスキーを滑らす技術にも大きな違いがあり、上りになればなるほどピッチ走法に切り替え、動きの制動を落とさない滑りをしているのが日本選手との大きな違いと感じた。良いものは吸収し、今後、反復走をしながら地形にあった走法の使い分けやテンポの切り替えを意識させ、リズム良く滑れるようトレーニングで補って行きたい。
選手それぞれに課題も多いレースになったが、成長する上でもレースを自分なりに検証し次のレースに繋げて欲しいと思う。
(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース)
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