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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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クロスカントリー・ロングで5位になった出来島選手と長濵コーチのコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ(W杯)最終戦初日、クロスカントリー・ロング・フリーで5位になった出来島桃子(新発田市役所)と、長濵一年クロスカントリーコーチのコメントです。


【速報】ワールドカップ最終戦 1日目の結果


出来島桃子 選手(新発田市役所)
今までの大会と比べると、体は動いていたと思った。ただ、他の選手と比べると、スキーを進ませることができていなかった。もっとスキーを滑らすことができるように練習していきたい。
また、ブラインドの選手を追い越すときに、相手のポールと接触して転倒した。今後はそのようなことのないように気をつけたい。


長濵一年 クロスカントリーコーチ
ノルウェーのスルナダル大会初戦クロスカントリーロング競技が行われた。 前日の天気予報と異なり予報より遥かに気温が上昇して雪解けが進み、暑さの中でのタフなレースとなった。


そのようなコンディションの中、女子立位の部15km競技に出場した出来島選手はシーズンに悔いの残らないレースをすることを心がけスタートを切るも、ワールドカップ総合をかけて戦っている世界トップランキングを行く強豪選手のハイスピードについて行くことが出来ずに苦戦する展開となった。
終始遅れを取り戻せないまま5位でレースを終えることになったが、気持ちを切り替え、明日からのレースにリベンジをかけ意気込みも更に強まっている。


一方、男子立位の部20km競技に出場した岩本選手はロングの経験も浅いことで厳しいレースとなったが、今日の課題点を克服し次のレースでは一歩成長した姿を期待したい。
また、今回海外初参戦となった視覚の部に出場した高村選手と日野沢選手は世界とのレベルの差を感じさせられたレースとなったが、彼らに今必要なことはレベルの差を確認することにあり、今日のレースを検証し無駄にすることなく今後技術を磨き自分の弱点を克服し、近い将来必ずや世界トップクラスの選手になるという強い気持ちを持って競技に打ち込んでくれることに期待を寄せたい。
チームとしても常に諦めない姿勢を崩さず明日からのレースに臨みたい。


(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース


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