
2015年06月04日(木)[荒井秀樹]
新田選手の立山合宿 長濱コーチからのレポート
富山での立山合宿にて順調にトレーニングをこなす新田佳浩選手と長濱一年コーチ。
コーチからレポートが毎日届いています。
国立公園内の制限もあり、クロスカントリースキーコースの整備は人的な作業で、効率が悪いとのこと。
それでも、6月下旬までスキー滑走が可能なのはなによりも嬉しいことですね。
長濱コーチからのレポートです。
「合宿2日目。快晴の中、トレーニングを行うことが出来ました。
コースコンディションが悪く、凹凸のブッシュが思った以上に激しく、手を加えないととてもじゃないがスキートレーニングができない状況であったため、午前中は新田選手にも手伝ってもらい、ひたすらコース作りに専念しました。
(コースを作る)
午後はなんとか片道500m・往復1kmを確保し、ようやくスキー滑走が可能になりました。
新田選手はスキーで滑走する中、私は午後もひたすらコース整備に専念し、なんとか1.5kmの周回コースを本日作り終えました。
朝8時半から夕方6時までのうち、7時間はスコップ作業に追われ、体がヨレヨレ状態でした。手もマメだらけです。ハードな1日でした。」
長濱コーチ、ご苦労様です!
(合宿2日目、晴天が続く)
(合宿2日目、コースが完成)
「立山合宿3日目。本日も快晴の中、予定通りトレーニングを消化しました。
スキー選手が現在我々だけということで、新田も一人孤独に滑っていますが、元気良く滑っています。
明日から、早稲田大学スキー部と愛知県スキー連盟が入ってくるそうなので、いくらか立山も活気づいてくると思います。」
(合宿3日目、コース整備はモービルで)
長野オリンピック・パラリンピック時代は、スキー選手であふれていて、宿の予約も一杯だった時期があったと思います。
今はだいぶ落ち着いているようです。