
2015年04月28日(火)[荒井秀樹]
リオデジャネイロパラリンピック、ピョンチャンパラリンピックへ向けて
先日スウェーデンから帰国した後、チームAURORA(アウローラ)スキー部のミーティングがあり、長濱コーチ、新田佳浩選手、阿部友里香選手とチームAURORA事務局で年間計画と方針について議論しました。
長濱コーチからは、資料をもとに「今シーズンは、ピョンチャンパラリンピックへ向けた一番大切なシーズンであり、今までにないスケジュールで取り組む」という提案があり、選手からは、射撃のトレーニング、夏の陸上目標タイム、苦手意識のあるテクニックへの挑戦、メンタル強化、栄養指導などについて話がありました。
会社も全面的なバックアップ態勢で臨み、後援会も一体となって選手を盛り上げたいとのことでした。
昨シーズンの成果と課題や今シーズンの取り組みなど、資料を選手本人が作成して報告してくれました。
チームの意識改革も進めています。
パラリンピック日本チームの中心的役割を担ってくれているのは、日立ソリューションズ「チームAURORA(アウローラ)」スキー部です。
今シーズンはジュニア選手の発掘・育成にも全国にいるコーチの皆さんと協力して進めていきたいと思います。
また、ボストンマラソンに出場したチームAURORA(アウローラ)車いす陸上競技部の久保恒造選手について、結果は11位という報告がありました。前半の下り坂で差をつけられたとのこと。
スタート直後の位置取りは車いすマラソンの難しさです。
次はロンドンマラソンで、リオデジャネイロパラリンピックのマラソン代表選考も兼ねている大事なレースです。日立ソリューションズからもサポートと応援に出発します。
スキー部は北海道旭岳での全日本強化合宿、JISS(国立スポーツ科学センター)の体力測定と続きます。