2016年02月26日(金)[アウローラ]
ワールドカップドイツ大会3日目 阿部選手、長濱コーチ、荒井監督からのコメント
国際パラリンピック委員会主催のノルディックスキーワールドカップ第2戦ドイツ大会3日目の男女クロスカントリースキー・ロング・クラシカルが行われ、競技後の阿部選手、長濱コーチ、荒井監督からコメントが届きましたので、紹介いたします。
▼阿部友里香 選手
今日のレースは、前半から突っ込みすぎないようにし、後半にペースを上げることができました。
下りは、ロシアやウクライナの選手より滑りました。急な登りでは、どの位置を走るか気をつけ、だらだらの平地を大きなストライドで滑走させることを心がけました。
前にターゲットの選手がいたので、その姿を追いかけて、ゴール手前で勝つことができました。
コースには、スタッフ、コーチがいてくれて応援をしてもらい、諦めないで最後まで走ることができました。
応援ありがとうございました。
▼長濵一年 ヘッドコーチ
本日、雪不足のため一日延期になったクロスカントリーロング女子15kmと男子20kmクラシカル競技が行われた。
日本は女子の阿部友里香選手と男子の新田佳浩選手の2名が出場した。
この種目で阿部選手は不安を抱えての出場になったが、前半から積極的なレース展開を繰り広げ、中盤10kmを超えたあたりから更にスピードにのり、前半にリードを許していた選手を挽回して順位を上げ、ラストのゴール手前1kmでは世界のトップ選手と互角の滑りを見せる勢いでゴールに飛び込み見事4位に入った。
ワールドカップクロスカントリー種目で4位に入ったことは、大きな自信に繋がり今後のレースに期待を持てるレース内容であった。
▼荒井秀樹 監督
ドイツ大会のもっとも注目されたレース、クラシカルロングレースが行われた。
スタッフ・コーチが早朝より選手が全てを出し切れるようサポートした。
阿部友里香、新田佳浩も世界のベスト5に入る力走をみせてくれた。表彰台には惜しくも届かなかったが、次に繋がる貴重なレースを経験することができた。
チームを応援してくださる全ての皆さんに感謝し、明日以降のレースもチーム一丸となって戦っていきたい。