2016年03月25日(金)[新田佳浩]
2015-16シーズンを振り返って
ピョンチャンパラリンピックへの中間年度で強化のシーズンと位置付けた2015-16シーズンが終わりました。
<ワールドカップの結果>
▼ワールドカップ ドイツ大会
クラシカルロング:5位 51:57.9
▼ワールドカップ フィンランド大会
クラシカルスプリント:3位 2:51.8
クラシカルスキーマラソン:9位 1:27:22.5
ワールドカップの初戦、ドイツ大会ではクラシカルレースで靴擦れによる負傷でスプリントレースをキャンセル。
ドイツ遠征後は、靴も履くことができない状況だったため、不安とともに競技に対する気持ちも徐々に下がっていきました。
その中でも長濵コーチが「とにかくやることをやっている選手は必ず最後に結果はついてくる」という言葉で、何とか頑張ることができました。
ただ、やはりレースに向けての体力、技術の不安があったのは事実です。
そのような状況でも、クラシカルスプリントで表彰台に立つことができたのは、最後まであきらめない気持ちがあったからだと思います。
スプリントでは通用するクラシカルテクニックも距離が長くなれば徐々に離されている現状を考えると決して手放しで喜べる状況ではありません。
そして現在活躍している中心選手は20代前半ということを考えると、この先もさらに飛躍してくるでしょう。
では、今後どのように戦っていくのか?
勝つための対策と方法を少しずつでも見つけていくしかないと思います。
まずは、一度冷静になって分析して来シーズンに備えていきたいと思います。
応援ありがとうございました。
(ワールドカップフィンランド大会 クラシカルスプリントでの銅メダル。長濵コーチと)