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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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新田佳浩の決意

IPCワールドカップボッカティ大会のスプリントクラシカル、予選からスタッフ全員が緊張していた。
新田が4位、阿部が5位、出来島が11位で準決勝へ駒を進めた。
予選では、藤田善也コーチが全選手の映像、動作解析のビデオ撮影を完了させ、貴重なデータも入手できた。


準決勝では、1位で決勝へ駒を進めた新田、得意のクラシカルで強さをみせた阿部も決勝へ。
二人に表彰台のチャンスが巡って来た。


[写真]準決勝はトップでゴールした新田佳浩
(準決勝はトップでゴール)


[写真]準決勝の阿部友里香
(準決勝の阿部友里香)


決勝では阿部が粘るも僅差の6位、新田は、逃げ切って3位に食らいついた。
ソチの覇者ルーシャン(ロシア)や銀メダリストのイルカ(フィンランド)に勝てたことは大きい。
男女とも、この決勝のメンバー6人が、ピョンチャンでも激闘を繰り広げるだろう。


[写真]決勝でレッドビブのルーシャンに競り勝つ新田佳浩
(決勝でレッドビブのルーシャンに競り勝つ)


[写真]優勝者オクレサンドラと競り合う阿部友里香
(優勝者オクレサンドラと競り合う阿部友里香)


レース中盤、トップに出た新田だったが、ブラディスラフ(ロシア)、グレゴリー(ウクライナ)にやられた。
ゴール後、悔しい僅差の3位の新田だったがゴールした選手たちと握手を交わし健闘を称えていた。
そこには、ピョンチャンへの決意がある。
日本チームの選手全員で新田と阿部を応援してくれた。
うれしい表彰式だった。


[写真]新田佳浩選手と長濱一年コーチ
(長濱コーチと記念撮影。夏場のきついトレーニングは嘘をつかない)


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