2016年10月27日(木)[荒井秀樹]
パラリンピック教育の原点
今年度から都内の小中学校では年間35時間のオリンピックパラリンピックの授業を行うそうです。
都内約2千校ある小中学校で、パラリンピアンの講演やパラスポーツの体験等、各校で取り組まれています。
2020年まで続くのですから、凄いことですね。
太田渉子さんや新田佳浩選手も時間を見つけては、講演に協力していると聞いています。
現役選手はトレーニングがメインですが、身体を休める時間を惜しんで学校に出かけ、授業をしていると聞くと頭が下がる思いです。
「子供たちのために」みんなの願いですね。
先日は、東京美装興業株式会社所属の岩本啓吾選手から「一緒に小学校での講演をお願いできませんか?」と依頼され、岩本選手と行ってきました。
北区立西が丘小学校の4年生でした。
僕らの授業の後、4年生は、3年生に総合学習の授業で説明をするそうです。
そのこともあって、みんなノートにメモをとりながら、真剣に岩本選手や僕の話を聞いてくれました。
まず、僕らのスポーツ、パラクロスカントリースキーについて簡単に説明して、いよいよ本題です。
岩本選手は両足に麻痺があり、つま先が大きく内側に向いています。実際に歩いてもらいました。
「みんな、ケイゴ選手のつま先は大きく内側に向いているよね、どうやってスキーが出来るんだろう」
「スケーティングのようなスキーを滑らせることが出来るんだろうか」と聞きました。
出来ないと思う生徒がほとんどです。
岩本選手の映像を見てもらいました。
やや重心を低く構えて、大股にして素早く滑っていくソチパラリンピックでの岩本選手の走りに、拍手喝采です。
最初から出来ないとあきらめないで、努力して努力して、今の岩本選手の力強いスキーフォームが完成しているのです。
あっという間の授業でした。
会社に西が丘小学校のお友だちから手紙が届きました。ご紹介します。
(感想文を送ってくれました)
(子供たちの心が伝わってきます)
(岩本啓吾選手に似ています)
(荒井監督の情熱日記10月27日)
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