articleID:14370;categoryID:463

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

女子車いすバスケ、頑張れ琴音!

昨年、北広島市に住む碓井琴音さん(北海道教育大2年)に初めて会い、シットスキーに誘いました。
突然電話して、すぐに札幌駅で会ったことを思い出します。
彼女は、14歳の時に骨のがん「骨肉腫」になり、手術で右脚下腿部を切断、日常では義足を使用しています。
運動神経のいい琴音に、クロスカントリースキー、シットスキーを勧めましたが、「小学生から夢中になっているバスケットボールを諦められない」とのことでした。


[写真]碓井琴音選手
(昨年、札幌で会った時の碓井琴音選手)


札幌市内にある車いすバスケットボールチームや札幌市スポーツ局の方々に、私が担当している札幌大学の授業「パラリンピック概論」へゲストで来てもらい、社会人聴講生や学生に「自分の夢」を問いかけてもらいました。
北海道に女子車いすバスケットボールチームが無いなかで、どのように「日本代表を勝ち取り、2020東京パラリンピックでプレーできるか、これからの車いすバスケットボール選手として、どのように進めたらいいか」アイディアがあれば教えてほしいと彼女が問いかけていたのは昨年のこと。


そして、幸運にも、今年の日本選手権大会から男子チームにも女子参加が認められ、琴音選手も出場することができました。
男子チーム「札幌ノースウィンド」のフォワードとして、1回戦で11分間出場し、2得点1リバウンドの活躍。
今までの女子合宿等の頑張りも含め、初めて女子日本代表候補に選ばれたとのこと、良かったです。
更なる成長で、2020東京めざして頑張ってほしいです。


パラノルディックスキーも新しい選手の発掘に向けて頑張ります!


▼ 関連記事
次世代の発掘と育成
次世代に向けて
ジュニア選手、バイアスロンビーム銃で射撃練習
ジュニアキャンプ閉校式から