
2021年01月28日(木)[アウローラ]
ワックステストの方法を公開 スタッフは体重も管理しています!
ワックステストの際に、よく二人が手を繋いで滑っています。これを見たアウローラちゃんから、長濱監督にワックステストの方法を質問させていただきました。
Q. アウローラ
ワックステストのときによく二人で手をつないで滑っていますが、これは何をテストしているのですか?滑走性の違いですか?でもなぜ手を繋ぐのでしょうか?
(ワックステスト)
A. 長濱監督
テストではワックスやストラクチャーなどの条件が違うスキーを二人が履いて滑っています。
スキー板の伸びを見るためには、両者同じ条件でないといけませんので、雪の斜面を相手方と手を繋ぎ、スピードをコントロールして合わせます。
そして息の合ったところでお互いの手を離し滑走性の伸びを見ています。
滑走距離の伸びたスキー板の方がその日の良いワックス、あるいはストラクチャーの優れたものとなるのです。
Q. アウローラ
条件をできるだけ同じにするために手を繋いで息を合わせているんですね。
A. 長濱監督
実はこのテストには二人の体重等も重要で、現在一緒にワックスマンを行っている佐藤コーチは、私と体重もほぼ一緒でテストにはベストな関係を保っています。
お互いの体重があまりに違いすぎると、その日のコンディションに適合していないスキー板を履いても、体重の重い方がよく滑ることになりますので、テストの意味がなくなってしまいます。
このため、シーズン中は二人の体重コントロールがとても大事になります。常に体重を確認し、誤差があまり出ないように食生活にもお互い気を使って過ごしております。
(長濱監督、佐藤勇治コーチ)
長濱監督、ありがとうございます。ワックスのために体重まで管理されているんですね。素晴らしいです。これからもチームアウローラを応援していきます!