2023年12月04日(月)[新田佳浩]
シーズンイン
久々のブログ投稿になります。
11月18日からフィンランドに向かう予定でしたが、諸事情につき11月23日にフィンランドに向かいました。
フィンランドといえば、ムーミン、そしてサンタクロースが有名です。
ヘルシンキ空港では、クリスマスの飾りつけで迎えられました。
(ヘルシンキ空港のサンタクロース)
そこからIvalo空港に向けて移動し、毎年のように行っているSaariselka。
日本は雪の訪れが待ち遠しい場所もあるようですが、Saariselkaは例年より積雪もありスノーコンディションは良い状況でした。
ただ、今年は非常に寒い日が続いており、-27℃まで下がる日もありました。連日のように-10℃以下だったため、雪の結晶が立っており歩くと「キュッ、キュッ」と音がします。
こういった条件の時は、滑走性が良くないので、2時間滑っても思ったように距離が行かないことがありますが、ドイツのオバホフ以来の雪上トレーニングを行うことができました。
シーズン初めにスキーの楽しさや奥深さを感じる一方で、起きる問題が、かかとの靴擦れがありました。
シーズン前に新しい靴のため自分の足になじんでいないこと、ローラースキーと違いスキーは微妙にバランスを取らないといけないなど、様々な要因がありますがいつも大体靴擦れを起こしていました。
予防策としてはワセリンなど肌の乾燥を避けるなどを行うとある程度予防できます。また、靴の紐をしっかり結ぶということも重要なことだと思います。
滑っていても足のむくみが取れると緩んでくるので、その時にしっかりと結び直すということも重要です。
今年は幸いかかとの靴擦れの兆候もなかったので、順調にトレーニングを行っております。
約1週間のSaariselkaでのトレーニングを終え、バスで10時間ほどかけVuokattiに来ました。
途中、日中にもかかわらず、地平線に見える太陽を撮影。
(地平線に見える太陽)
フィンランドの北極圏では間もなく地平線に太陽が上がらない黒夜を迎えます。
そのように考えると改めて世界の大きさ、違いを感じます。
当然、言葉もフィンランド語。
何を書いてあるかわからないと思いますが、このような木像も発見しました。
(熊の木像)
TERVE TULOA「テルべ・トゥロア」はいらっしゃいませという意味です。
Vuokattiでもしっかりとシーズンに向けて準備をしていきたいと思います。
Kiitos‼