2024年01月26日(金)[アウローラ]
ワールドカップ10kmクラシカル(マススタート)で優勝した川除選手と長濱監督のコメント
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラノルディックスキーワールドカップ・ドッビアーコ大会2日目のクロスカントリースキー10kmクラシカル(マススタート)で優勝した川除選手と長濱監督のコメントをお伝えします。
■談話
▼川除大輝 選手
今日はクラシカルのマススタートでした。去年から導入されたマススタートですがクラシカルは初めて行われました。
序盤は自分のペースを守りつつ、後ろとのタイムを確認しながらリラックスして入ることが出来ました。終盤は2位の選手にかなりタイムを縮められましたが、残りの力を振り絞り1位でゴールする事が出来ました。
あと2戦残っているのでまたそこでも皆さんに良い報告ができるよう頑張ります。
応援の程よろしくお願いいたします。
▼長濱一年 監督
本日イタリア・Toblach大会2日目は座位の部・立位の部・視覚の部によるクラシカル10km-Mass競技が行われ、7名の選手を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の部に出場した川除がスタートからゴールまでハイパフォーマンスを出し切り、完璧な滑りで見事に優勝を勝ち取った。
また、気温の上昇によりコース上の雪質条件が目まぐるしく変化する中で、ワックススタッフによるベストスキーを作り上げレースに送り出したことと、コース上で支えるスタッフのサポートもあり、全ての条件が絡み合ったことも勝因の一つとなった。
川除の1勝によりチーム全体がやる気に満ちて上昇気流に乗っているので残りのレースでも複数名の選手を表彰台に立たせる勢いで頑張りたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。
(中盤の長い上りを駆け上がる川除選手)