2024年02月01日(木)[アウローラ]
ワールドカップ スプリントクラシカルで優勝した川除選手と長濱監督のコメント
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラノルディックスキーワールドカップ・マルテール大会のクロスカントリースキースプリントクラシカルで優勝した川除選手と長濱監督のコメントをお伝えします。
■談話
▼川除大輝 選手
今日はスプリントクラシカルでイタリアでの最終種目でした。
今回の大会会場のマルテールは標高が高く、ドッビアーコからの期間も短かった為、調整がとても難しい状況でした。ですが予選から自分の強みを活かし、決勝でもラストの登りで2位の選手を突き放し優勝する事が出来ました。
ここまで結果が出せているのもサポートしてくださる皆さんのおかげだと実感しています。
まだまだシーズンは続きますが、引き続き応援の程よろしくお願い致します。
▼長濱一年 監督
本日ワールドカップ第2戦、イタリア・Martell大会は座位・立位・視覚の部スプリント・クラシカル競技が行われ、日本は男子座位の部・男女立位の部・男子視覚の部に9名の選手を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の部に出場した川除が見事優勝し今季2勝目を勝ち取った。
また、新田も順当にファイナルまで勝ち進みファイナルではデットヒートを繰り広げる展開を見せたが後一歩及ばす惜しくも4位であった。
ほかレース内容を検証し出場した選手全員が先のToblach大会よりレースを重ね調子を上げて来ている様子を確認できたことは収穫だった。コースレイアウトも厳しく且つ標高1,700mもある高所レースになった中、選手全員が攻めのあるレースを繰り広げてくれたことに感謝したい。
クロスカントリーは今日のレースで今遠征終了となるが、我々は既に次回3月カナダ大会を見据え、今後しっかり国内で課題に取り組み質を高め臨めるよう頑張って行きたい。引き続き選手へたくさんの声援をよろしくお願いします。
(セレモニーでセンターに立つ川除選手)