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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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ワールドカップ20kmで優勝した川除選手、3位の新田選手と長濱監督のコメント

国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラノルディックスキーワールドカップファイナルカナダ大会のクロスカントリースキー20km・クラシカルマススタートで優勝した川除選手、3位の新田選手、長濱一年監督のコメントをお伝えします。
また、今シーズンのワールドカップの総合成績が発表され、川除大輝選手が見事2年連続のチャンピオンに、新田佳浩選手も2年連続3位の表彰台に登りました。

■談話
▼川除大輝 選手

今シーズン最後のレースは20kmマススタートでした。同じクラスの選手と序盤から終盤まで一緒に走る展開になりました。ラスト2.5kmで相手が疲れてきているのを確認し、ラストスパートをかけ、優勝する事ができました。
また、今シーズンの総合優勝も獲得する事ができました。2年連続で総合優勝できたのはサポートしてくださる皆さん、応援してくださる皆さんのおかげです。
まだまだ力不足な所もありますので、さらに力をつけて、来シーズンも頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。

▼新田佳浩 選手
今シーズン最後のレースはクラシカル20kmクラシカルマススタートでした。マス競技は事前にタイム差をつけてゴールした順位がそのままの順位となります。
川除選手がスタートして9分22秒後に同じクラスの選手が一斉スタートということもあり、スタートが12:00前ということもあり、気温の上昇と共にコース条件が目まぐるしく変わることが予想されました。
前半は自分のペースを守ることを意識し、中盤からはカナダのマーク選手との差を詰めることに成功しました。追いついてからは一気にスパートをかけて、引き離すことに成功し、今シーズン初の表彰台に立つことができたことは来シーズンの励みにもなりました。
メダル獲得はチームスタッフ、チームメイト、そして多くの方の応援、サポートがあったからです。そのことを忘れることなく、チーム一丸となってより一層精進していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

▼長濱一年 監督
本日ワールドカップ最終戦シーズンを締めくくるラストレースは20kmクラシカル・マス種目が行われ、日本チームは男子座位の部・男女立位の部・男子視覚の部に8名を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の川除が見事1試合目に続く優勝。なお、新田も今シーズン初表彰台となる3位の結果で終えることができた。気温の上昇でコースコンディションが悪化する中で、2人はライバル選手が脱落するタイミングを見計らい一気にスパートを仕掛けた作戦が見事的中し、素晴らしいレース展開であった。
また、出場した日本選手全員が悔いが残らないレースにしようと頑張る姿勢と気迫が伝わり、選手全員を讃えられる内容であった。
そして、レース中、選手を支えるスタッフの連携も抜群に冴え、強い日本チームの良さを出し切れたラストレースになった。

付随し川除は2年連続シーズン総合チャンピオンに輝き、新田も2年連続総合3位でシーズンを終えられ、日本チームとしても収穫の多いシーズンとなった。

今シーズンも皆様から多大な温かい声援とサポートをいただき活動できたことに心より感謝します。最後までたくさんの応援をありがとうございました。

[写真]ワールドカップ総合で川除1位、新田3位
(ワールドカップ総合で川除1位、新田3位!)

[写真]川除大輝選手
(川除大輝選手)

[写真]新田佳浩選手
(新田佳浩選手)

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