articleID:17300;categoryID:460

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

世界選手権ドッビアーコ大会でリレーを戦った新田佳浩選手、長濱一年監督のコメント

国際スキー・スノーボード連盟(FIS)主催のパラクロスカントリー世界選手権イタリア ドッビアーコ大会の国別対抗ミックスリレー、オープンリレーで入賞した新田佳浩選手と長濱一年監督のコメントをお伝えします。

■談話
▼新田佳浩 選手

本日は日本チームとして、ミックスリレーとオープンリレーに出場しました。
私はオープンリレーのアンカーを務めることとなりました。
第1走の森選手は前半から積極的に滑ってチームに勢いをつけてくれました。
第2走の川除選手はチームのエースとして前が見える範囲で滑って、源選手に繋げてくれました。
第3走の源選手も苦しい中で最後まで滑ってくれたことで、私は前のポーランドチームを必死に追いかける展開に持ち込めました。
なんとか順位を一つ上げて6位でゴールすることができたことはチームとして良かったと思います。ただ、まだメダルまではかなりの差があるのでチームとして更にレベルアップできるようにしていきたいと思います。
明日は世界選手権のラストレースなので、またチーム一丸となって頑張ります。

▼長濱一年 監督
大会2日目はリレー競技が行われ、日本はミックスとオープンリレーの2種目に出場させ挑んだ。
ミックスリレーは1走/岩本啓吾、2走/阿部、3走/柴田、4走/岩本美歌で編成し7位、オープンリレーは1走/森、2走/川除、3走/源、4走/新田で編成し6位の結果に終わった。
ミックスリレーは若手を中心に経験を積ませる目的、また、オープンリレーは走力を重視してベストメンバーを選び、強豪相手に現状のレベル位置を確かめる目的で編成した。
両方とも決して満足する結果ではなかったが選ばれた選手全員が全力を出し切り大役を果たしてくれたこと、そして、2026年パラ本番を見据え戦略の確認ができたことは収穫であった。まだまだ課題も多く戦術見直しもあるが、まずは、さらなる走力アップに力を注ぎ来年本番ではメダル争いに食い込める展開ができるようにしたい。
レースは明日最終日を迎えるが、引き続き気を引き締め最後まで全力で頑張りたい。

[写真]新田佳浩選手
(新田佳浩選手)

関連記事
世界選手権ドッビアーコ大会10kmクラシカルで優勝した川除大輝選手、長濱一年監督のコメント
【速報】IBUパラ・バイアスロン世界選手権大会2025 インディビジュアルで阿部選手が10位