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2007年12月 7日(金) [荒井秀樹]
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なぜ強いのか、史上最強のロシア

2007年12月 7日(金)  [荒井秀樹]

太田渉子が暮らすフィンランド・ボッカティスポーツセンターに、各国のパラリンピックチームが合宿をしている。
カナダ、アメリカ、ベラルーシ、ウクライナそしてロシアが来ている。


ロシアチームは約1ヶ月近く合宿をしているようだ。
それもジュニアも含め25名の合宿だという。


今、彼らが史上最強だろう。
98長野パラ時代はドイツチームが強かった。
02ソルトレークパラでは、アメリカ・カナダが台頭し、
06トリノパラでは、ロシア・ウクライナ・ベラルーシなどの国が圧倒的に強い。


[写真]ボッカティで合宿するロシア選手たち

トリノパラリンピックではクロカン種目男女、立位・座位・視覚カテゴリーで36個の金メダルが争われた。
そのうちロシアは、13個の金メダル、3分の1を占めていた。
そして、ウクライナが金7個だから、2カ国で20個と凄い。


なぜ強いのか!


その理由の一つに、豊富な資金にある。
ロシアチームの年間活動資金は、そのほとんどは国の予算で、40名近いチームを大会遠征費や合宿費はもちろんのこと、コーチらのお給料や選手の用具購入など全てを賄えるという。
日本や他国とは、いかに規模が違うかだ。

そして、彼らは、ワールドカップの移動はほとんど車で、飛行機を利用しなくてすむのも、経費もかからず効率よい活動が可能となっている。(ワールドカップ開催は欧州が多いから)


[写真]練習するロシア選手たち

そんなロシアに対し、僕らも健闘を見せている。
昨シーズンは、ワールドカップで11個の金メダルを獲得できたし、
井口深雪と太田渉子の2名が年間ランキング1位の総合チャンピオンの快挙を達成できた。


日本チームを支援する企業や団体・個人の皆さんの輪が増えてきている。
そんな応援の輪が、選手たちの背中を押してくれている。
本当に感謝だ。


僕は思う。
一日も早く、パラリンピック選手たちの練習環境を改善する事が、勝利への第1歩だろう。
これからも、その道筋をつける事が求められていると思っている。
渉子から送ってきた写真を見ながら、そんな決意をさせてくれた。

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