
2006年11月06日(月)[長田弘幸]
車椅子での飛行機の乗り方
先日、本社で開催された社員パーティーに参加しました。
久しぶりに会社の皆さんに会えて、応援の言葉もたくさんの方にかけて頂き、嬉しかったです。
ありがとうございました。
パーティーで、
「車いすでどのようにして飛行機に乗るの?」
という質問をうけましたので、自分の経験から答えさせていただきます。
自分の場合は飛行機の搭乗口まで自分の車いすを使って移動します。
搭乗口で航空会社の車いすに乗り換えます。
その車いすは後ろの車輪がはずせるようになっていて、車輪をはずすと幅が狭くなり、飛行機内の通路を移動することができます。
座席の横まで車いすをつけてもらい、通路側のひじ掛けを上げて席に座ります。(ひじ掛けが上がらない席もあります)
ちなみに搭乗するときは優先搭乗で先に乗りますが、降りるときは最後になります。
皆が降りたあと、係の方が機内用の車いすを持って迎えに来てくれます。
以前、修学旅行の団体と一緒になった時は一般乗客が降りたあと、
「○○高校の皆様、ご利用いただきありがとうございます・・・」
という内容のアナウンスがあり、その後修学旅行生が降り、最後にやっと降りたということがありました。
その時は急いでいたこともあり、あせりました。
羽田空港から会社のある品川までは京浜急行を利用しますが、両駅ともエレベーターがあります。
また、電車に乗り降りする時は駅員さんがホームと電車の間にスロープを架けてくれます。
ちなみに品川駅では、階段の奥まったところにエレベーターがあるので、車いすだけではなくベビーカーの親子連れや荷物を持った人なども移動しやすくなっています。
それにしても品川駅の人の多さにはいつ行っても驚かされます。
昔に比べて今ではエレベーターのある駅も増え、車いすでの移動はずいぶん便利になってきています。
とはいえ、一人で動くときに難儀な事や不安な事もないわけではありません。
そんなときに駅員さんをはじめ、お手伝いをしてくれる方のありがたさは今も昔も変わりはありません。
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