2007年12月15日(土)[荒井秀樹]
韓国、初めてのシットスキー
韓国障害者スキー協会の主催で、
初めてのシットスキーセミナーが行われた。
僕と長田選手が招待され、講師として訪韓した。
まだ韓国にはパラリンピックを目指すクロスカントリースキー選手はいない。
そこで、韓国は、パラリンピックで活躍している日本から、指導者と選手を呼び、シットスキーも初めて韓国で試乗したのだった。
ソウルの空港から車で4時間、カンオンランドスキー場という新しいスキー場だ。ここには、冬の期間だけ、韓国障害者スキー協会の事務局も移動し、このスキー場を拠点に活動をしている。
アウトリガーやチェアスキーレンタルコーナーも完備されていて、驚いた。
参加した韓国の選手は3人で、みな陸上マラソンなどの車椅子選手だった。
指導者の方々も参加され20名以上のセミナーになった。
参加した選手は、ホノルルマラソンのメダリストの選手やシドニーパラリンピックで1500m金メダリストだったり、すごい選手たちで、韓国では有名な選手たち、セミナーに来てくれたことが、とてもうれしかった。
韓国の人達は、とても日本のことを良く知っていて、
交流を盛んにしていきたいと願っていた。
僕は、シットスキーに交替しながら乗って、長田選手の指導を真剣に聞きながら挑戦する韓国選手をみて、
長野パラリンピック開催前の12年前を思い出した。
初めてシットスキーに乗った時の日本の車椅子選手たちの輝いた目を思い出す。
その輝きが、今、韓国にあった。
長田は言った。「日本が世界に勝てるまでに10年かかったけど、韓国はもっと早く活躍できそうだね」と。
世界の舞台で韓国と日本が競いあえる時代がきたら、
本当に素晴らしいだろう。
そして、世界のシットスキーがもっともっと盛んになればと願う今回の訪韓だった。