
2007年12月12日(水)[荒井秀樹]
旭川工業高校から420枚の応援メッセージ
厳寒の旭岳合宿、午後4時にはもう真っ暗で、ぐっと気温も下がる大雪山で、長田・新田・近藤とも、元気にトレーニングに励んでいる。
そんな旭岳の合宿先に、旭川工業高校から、「パラリンピックの夢 ゼロからのスタート」講演のDVDと生徒たちの感想文と応援メッセージが届いた。
ビデオは生徒たちが撮影してくれた。ちゃんと製本しているメッセージ集は400枚以上もある。
生徒はもちろんだが、熱心に指導する先生たちがしっかりしていて、生徒たちが講演会の準備や応援メッセージを贈ってくれた。
僕らの控え室にも、退職された先生も来て頂いたり、新田選手の筑波大の先輩がいたり、いろんな先生が尋ねてくれた。
一般に公開していたから、親戚のおじさんも来てくれた。
ありがとうございました。
励まされた一日だった。
土木科の先生方から、このブログにコメントを頂いた。中学時代の友人や高校のOBの方からも。
先日、僕はブログで、ロシアが史上最強だと言った。
そして、それは豊富な資金があるからだと言った。
でも僕らにも、史上最強のものがある。
それは、僕らパラリンピックや日立システムスキー部を応援してくれる高校生や小学生、中学生がたくさんいることだ。
ロシアには、何万という資金があるかもしれない。
僕らには、何万という子供たちや高校生が応援してくれている。
「今の高校生は・・」と言う大人がいる。
でも、僕らは、今の高校生たちが好きだ。
420枚の1枚1枚を選手たちは読んだ。
そして、思うのだ。
僕らの後ろには、何千、何万の子供たちの応援があるのだと。