2009年06月17日(水)[荒井秀樹]
太田渉子のリカバリートレーニング
週末は、リカバリートレーニングで3~4時間のハイキングやポールウォーキング、バイク、スキーを行っている。
土曜日が登山なら、日曜日はバイクというように飽きないメニューをたてていく。
ここボッカティは、沢山のメニューが用意されているので非常にいいトレーニングができる。
6月13日の土曜日、3時間のハイキング(早歩き)に僕は付き合った。
(今日は3時間の早歩きで、とコースを教えてくれた)
(「渉子、待ってくれ~!」と追いかけた・・)
太田渉子は、「この道はラップランドまで続いていて、500km以上は行ける」と教えてくれた。
凄すぎる・・・。
木や岩に青ペンキで印が付いているので、迷子にはならないそうだ。
でも木の根っこはあるし、雨上がりだったので岩が滑る、
なかなか前に進まない・・・。
冷やかな目で太田渉子は、「目をつぶっても行ける・・」と自慢げに語っている。
素人の僕は、ついて行くのが精一杯だったのが、悔しい・・。
(木や岩につけてある青ペンキが目印だ。「お~い渉子」)
遠く離れた森の中にポツンと一軒の山小屋があって、宿泊施設になっていた。
太田渉子は、1年目、この山小屋の存在を知らなかったそうだ。
そのことを知った、元五輪選手の横山久美子さんから
「ボッカティで、あの山小屋知らないなんて、素人だよ」と。
それから、太田渉子は、この山小屋めざして歩き、
今では1時間ぐらいでつくことができるようになったと言う。
そんな話を太田渉子は嬉しそうにしてくれた。
(森の中にある宿泊できる小屋の前で)
自然の中でトレーニングできることは、とても素敵だし、充実した毎日だ。
ボッカティの人達が、選手のためにウッドチップを敷き詰めたランニングコースや
いろんな設備を用意してくれている。
こういう環境でトレーニングできることに、
会社や多くの人達に、僕は感謝の気持ちでいっぱいだ。
この気持ちを、忘れずに、バンクーバーで結果を出したいと誓った。
(山間のランニングコースに敷き詰められたウッドチップ)