2009年9月 9日(水) [荒井秀樹]
リーダーシップ
社内研修の講師を務めた。
テーマは「リーダーシップとは、パラリンピックで学んだもの」。
自分の体験や選手やスタッフと歩んできたパラリンピックの思いを話させてもらった。
スキー部の活動を多くの社員の方に知っていただくことは、とても大切なことで、
そんな僕たちの経験が、職場のチームワークや仕事の進め方に少しでも参考になるのなら、
こんなうれしいことはない。
(レースの模様を解説する)
先日、スキー部を応援する社内の後援会員が5割を超え2400人以上になったとの報告をもらった。
企業スポーツで、社内の後援会員が5割を超えることは、とても簡単なことではない。
スキー部の選手の頑張りはもちろんだけど、
後援会加入呼びかけを地道に続けているスキー部事務局の努力のおかげで、本当に感謝だ。
来年のバンクーバーパラリンピック。
裏方で頑張ってくれる事務局の方々のためにも、
社員と選手が一体となって、世界の頂点をめざしていきたい!
僕は、研修の始まる前、日立大森ビルにいる久保恒造を紹介した。
彼は、自己紹介で「18歳で事故にあい、車いすの生活が始まった。その時のどん底だった自分を助けてくれたのがテレビに映っていたパラリンピックだった。だから今度は、このパラリンピックで表彰台に上がって、助けてくれた方々や励ましてくれた多くの方に恩返しがしたい」と語った。
久保恒造に、拍手と「頑張れよ」と声が飛んだ。
後援会員が、今日もまた増えた。
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