2009年10月28日(水)[荒井秀樹]
ヨーロッパのトレーニング環境
ここラムサウに、パラリンピック選手も多数トレーニングに来る。
ヨーロッパは、陸続きなので自動車を利用すれば、毎週末にスキーが年中できるということだ。
この環境が、ヨーロッパの強さの理由だ。
クロカンもアルペンも、ちびっこのジュニアからシニアまで。
スキーに汗を流し、自然を満喫している。
(左上の山頂にゴンドラ駅が見える)
(山頂から右側にあるクロカンコース)
この日の新田佳浩は、クラシカル走法のトレーニング。
ビデオを撮りながらフォームを確認し、走り込みを行った。
2時間走といっても、登りやカーブで歩いたり、すぐ止まったりする選手や、
なにを課題にして走っているか分からない選手もいる。
身に覚えのある選手にとっては、耳の痛い話だが、
なにも考えずに走っても、時間の無駄使いで意味がない。
(膝の動きを確認しながら走り込む)
ヨーロッパの羨ましい環境。
でも、大切なことは選手自身の取り組む姿勢が一番大事で、
当たり前だけど、
あらためて教えてくれた今日の練習だった。
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