
2009年12月20日(日)[日立ソリューションズ チームアウローラ]
IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦ノルウェー大会 第3日結果
IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦ノルウェー大会 第3日
<男女バイアスロン・パシュート>
男子座位の久保恒造が5位
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が、12月16日(水)からノルウェー・シューショーエンで開催され、大会3日目の男女バイアスロン・パシュートが行われました。
日本からは6選手が出場し、男子で久保恒造が5位に入りました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりです。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:ノルウェー大会第3日】
■開催日/12月19日(土)
■スタート時間/午前10時45分
■時差/日本より-8時間
■開催地/ノルウェー・シューショーエン
■天候/雪 気温/-17℃ 雪温/-16℃
■開催種目/男女バイアスロン・パシュート
■競技方式/予選なしの1ラウンドのみで競う。射撃は1回5発を2回行う。
※ペナルティー:1発外すごとに80mのペナルティーループを回る。
記録内Pはペナルティー(射撃で外した数)
( )は内訳 例)P=1(0/1)=ペナルティー1。1回目は満射(失敗なし)、2回目は1発外し。
■男子
▼座位の部 3km(1km×3周)
久保恒造 5位 P=3(2/1) 16分35秒1
[優勝:ソール・アンドリュー(アメリカ) P=1(1/0) 15分53秒6]
▼立位の部 3.6km(1.2km×3周)
新田佳浩 11位 P=3(2/1) 14分22秒2
佐藤圭一(中電CTI) 17位 P=6(2/4) 15分45秒6
[優勝:ジエセン・ジョセフ(ドイツ) P=0(0/0) 12分41秒2]
■女子
▼立位の部 3.6km(1.2km×3周)
太田渉子 7位 P=10(5/5) 19分8秒3
出来島桃子(新発田市役所) 8位 P=7(5/2) 19分20秒8
[優勝:ブルミストロバ・アンナ(ロシア) P=4(2/2) 15分29秒0]
▼視覚障害の部 3.6km(1.2km×3周)
鹿沼由理恵(DHLジャパン) 射撃ルール抵触により失格
<ガイド>大平紀夫(八戸第一養護学校教)
[優勝:ベンテレ・ベレーナ(ドイツ) P=0(0/0) 13分31秒3]
■監督・選手の談話
▼荒井秀樹
射撃、走力ともに課題を残すレースだった。各国とも天候の影響で命中率を下げていたが、そうした条件でも、強い選手はしっかり上位に入っている。ライフル銃の管理を含めて、バンクーバーに向けて、対策を万全にしていきたい。
▼久保恒造選手
目標であった6位以内に入れた事は非常に良かった。先シーズンもパシュートで5位が最高位だったが、その時の3位の選手とは大差があった。しかしながら、今回は3位と6秒差まで詰める事ができた。バンクーバー本大会に出場する各国ライバルとのレースの
中で、手応えを感じるレースだった。
▼新田佳浩選手
今季初戦ということで、最初は上手くレースの流れに乗り切れなかったが、海外選手と競う中で、各国ライバルとの力量を図る事が出来たのは良かった。また、射撃タイムはトレーニングの成果が表れたのは収穫だった。ラストの3周目にスピードが落ちてしまったのは、バンクーバーへの課題として、次の合宿に備えたい。