2011年03月09日(水)[太田渉子]
年間総合ランキング3位
久しぶりの更新になります。色々なことがありすぎ、何から書こうか‥。(-_-;)
皆さんに1番に報告したいこと
「クロスカントリースキーの年間総合ランキング3位」!
今シーズン1つめの目標達成です。(祝)
(色紙とクリスタルトロフィー
2010-2011 IPC CROSS-COUTRY SKIING
WORLD CUP Women/Standing
3rd Place と、記載されている
&職場の仲間からのエール!)
丸い部分は地球儀をイメージしてあり、開催地が赤い点で示してあります。
(セレモニーは各国選手・コーチ他、地元の方でテントがいっぱい)
(日本選手団を隠し撮り。ちらっ)
(1位ANNAロシア(中央)、2位MAIJAフィンランド(左)、3位SHOKO日本(右))
ワールドカップ第2戦スウェーデン・第3戦ドイツを少し振り返ってみます。
■Solleftea・スウェーデン大会
2月16日の15㎞クラシカルに焦点を置いていました。
-20℃近くと寒かったので、長距離レースだけど時間をかけて十分にウォーミングアップをしました。
目標にしていた選手を1周目にとらえ、さらに前の選手を追うことができました。クリップ・グライダー共にとても良く、コースにあった走法ができました。
3周目10㎞過ぎに体が空になり、力が入らない感覚がありました。補食や調整方法を見直したいです。直前に体調を崩し、万全ではない中でのレースでしたが、最後まで諦めず、悪くないタイムも出ました。
2月16日
クロスカントリーロング 15km クラシカル
4位 1時間00分11秒
優勝 Julli・ウクライナ 57分58秒
19日の1㎞スプリントは、フリーのいい感じ、いいフォームだけを意識しました。朝の気温は-30度。スタートが1時間遅れるハプニングがありましたが、皆がキャンセルしても自分だけは出場するつもりでいました。
板の選定にちょっと失敗しましたが、こんなに寒い日用の板はあるのでしょうか。街中の公園コースはバーンが固く、身体が回転し、何度もバランスを崩しました。体幹の固定が大事と、再認識しました。
2月19日
クロスカントリー スプリント 1km フリー 3位
優勝 Oleksandra・ウクライナ
(3位メダル。紐がスウェーデン国旗の青と黄色)
■Finsterau・ドイツ大会
スウェーデンから移動後、疲労と移動疲れが抜けないことが悩みでした。
気温差30度、食事や環境の急激な変化に体が対応できなかったのが原因だと思います。
スキーに乗る時間を午前中の短時間にし、午後は1時間~2時間のランニングやウォーキングをし、疲労回復に努めました。
体が重い・動かないと分かっていて、適切な対処ができなかったのが残念です。応援を頂いた方に情けない姿しか見せられなく申し訳なかったです。
2月23日
クロスカントリー パシュート フリー 3,75km /7,5km
8位 11分31秒
7位 出来島桃子さん(新発田市役所) 11分19秒
優勝 Katarzyna 10分08秒
スキーに納得する位置で乗れない日が数日ありました。25日前日の練習でフッといい位置になり、少しホッとしました。
前回の負けから心を洗い、年間総合ランキングのかかった最終レースに相応しい内容にしようと、気持ちを集中しました。目標はMaijaに勝ち、できれば8点逆転し、ランキング2位になりたい‥。
2月26日
クロスカントリー ロング 15km フリー
6位 44分07分
優勝 Katarzyna 36分49秒
Maijaとの勝負は負けました。1度は追いつかれたのを直ぐに抜き返し、二人で競い合いペースを上げることができました。最後は力尽き置いて行かれましたが、最近1番のレース中盤の“あきらめない”強い意志でスキーが出きました。
動かない体と強い気持ちで最後まで走り抜けた成長できたレースだったと思います。終わった涙もさっぱりしていました。
今シーズンのワールドカップを振り返って、
試合は自分一人では何もできない無力感がありました。シーズン前の11月は、夏の陸上トレーニングの成果に自信を持っていたのに、結果が出ないと不安になりました。
成績が良い時はチヤホヤされるが、悪い時は叱られるだけ。企業選手になり、常に成績を出すことを求められていることを体験することができました。もっと強くなりたいです。
色々あったけど、日本チームなしに私の成績はありません。荒井監督始め、全ての方に感謝します。どうもありがとうございました。
今シーズンは終わりではなく、4月の世界選手権がメインです。ワールドカップで完全燃焼できなかった分を世界選手権で晴らしたいと思います。応援よろしくお願いいたします!
(宿舎HOHENAUER HOF)
(バイアスロン競技の日はスタッフ。少人数チームのため大事なお仕事)
(阿部バイアスロンコーチ。吹雪の日も紫外線の強い日も、選手のために射場に待機。本当に感謝)
(ウクライナのOLEKSANDRA)
(レース後のリラックスした女子チーム)
(Milkaチョコレートのパッケージにパラのアルペンが!)