articleID:7034;categoryID:459

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

射撃姿勢の重要性in網走

短期間ではありますが、網走で射撃の合宿を行ってきました。


ニュージーランドでも射撃を行ったのですが、射撃姿勢がなかなか固まらず射撃ミスを繰り返していました。


ちなみに射撃姿勢が固まらないということは、銃口は揺れている状態になるため、数ミリずれて発射された弾は、的に当たる時には大きくずれてしまいます。


射撃姿勢というのは非常に重要なため、もう一度原点に戻って今回は基本姿勢を作ることに専念しました。


大会ではメタルターゲットと呼ばれる金属製の5つの的を狙うのですが、どの位置に当たったか確認できないため、基本射撃を行うときなどは当たった場所が確認できる紙の的で射撃を行っています。


今回の合宿で最初に行ったことは、初弾トレーニングでした。


【初弾トレーニング】とは、初弾だけ撃って立ち上がる。ということを繰り返すトレーニングです。


射撃姿勢が安定していないと、的の当たる位置が大きく変わるので基本動作を確認する意味でも重要なトレーニングの1つです。


[写真]立っている新田佳浩選手
(まずは立った状態から)


[写真]射撃姿勢に入った新田佳浩選手
(すばやく射撃姿勢に入ります)


慣れてくると、いかに速く正確に打てるかという初弾タイム、2弾目から5弾目までのリズムなどをチェックしながら、運動負荷を徐々にかけて実践に近いトレーニングを行っていきます。


現在の射撃タイムは、中負荷程度で初弾を7~8秒、リズムは1.5~2.0秒、撃ち終わりが15秒程度。


レースに向けて、負荷をかけていった状態でも命中率と、射撃タイムを上げられるように頑張りたいと思います。


[写真]紙の的を交換している新田佳浩選手
(紙の的を交換する)


[写真]新田佳浩選手の射撃姿勢
(射撃姿勢)


関連記事
射撃合宿in網走
8月の網走射撃合宿の様子
網走での負荷射撃合宿