2012年01月19日(木)[新田佳浩]
大会結果と、「最善を尽くすこと」
ご無沙汰しております。
ブログの更新期間があいてしまったので、これまでのことを報告します。
音威子府大会終了後、年末年始は旭川市で合宿を行いました。
ワールドカップノルウェー大会での成績を考えると、今シーズンは非常に厳しいレースになることは予想されますが、1番に考えなければならないことは「最善を尽くすこと」だと思っています。
ノルウェーでのクラシカル10kmのタイム差が約2分。
今シーズンでこの2分を短縮できるとは思っていませんが、「自分が1分縮めて、相手が1分タイムを落とせば2分のタイム差がなくなる」と考えれば、まず1分を縮めるために・・・
まず取り組んだのがピッチ走法から大きく滑走する従来の滑りに戻すことから始めました。
大きく滑走するためには、「しっかりスキーを踏んで、グライドさせる。」ことが重要だと考えているのですが、ピッチ走法では「足をすばやく動かす」ことを意識していたため、技術的な修正に多少時間はかかりましたが、今は良いイメージで従来の滑りができていると思います。
1月8日(日)には全日本障害者クロスカントリースキー大会で国内初のスプリントレースに出場し、久保選手、太田選手、そして私が優勝。長田選手が2位と新年良いスタートがきれたと思います。
旭川から帰った後は、第67回国民体育大会冬季大会スキー競技会東京都大会に出場。
北海道の雪質とは違い、湿雪に加えて気温の上昇による雪質の変化など、非常に難しい条件でしたが、成年男子Bで優勝し、国民体育大会の出場を決めました。
成績は下記の通りです。
クラシカル10km 35:28.3
フリー10km 32:22.6
レースに出場して少しずつ良いイメージで滑ることができているので、アメリカのワールドカップでも、しっかり滑れるように頑張りたいと思います。
(木島平クロスカントリースキーコースの様子)