2011年12月21日(水)[新田佳浩]
ロシア選手の脅威
ノルウェー大会は、以下のような結果で全日程が終了しました。
バイアスロンショート、9位。
バイアスロンパシュート、8位。
バイアスロンロング、9位。
スプリントフリー、準々決勝敗退。
ミドルクラシカル、8位。
特に1番狙っていたミドルクラシカルでは、3位まで33秒差であるものの、トップのルーシャン選手(ロシア)からは2:08秒も離されてしまいました。
グリップワックスの選択ミス、身体のキレのなさなど、この順位になってしまった原因はあったかもしれませんが、完璧な状態であったとしても3位になるのが精一杯だったと思います。
そのほかのロシア選手も順調に力をつけてきていて、スプリントレースは1~6位までをロシア選手が独占したこともロシアチームの強化が進んできていることを表しています。
ロシアチームの強さは、個々が速いだけでなく30歳前後のベテラン、チームを引っ張るミドル、そして10代の若手が良い意味で刺激し合える関係にあることだと思います。
そのようなチームにこのままでは太刀打ちできないのはわかっていますが、シーズンは始まったばかりです。
まずは年末年始の合宿で原点に戻ってランニング、ウエイトトレーニング、スキーテクニックなどを行い、もう1度立て直しをして次のアメリカでのワールドカップに備えたいと思います。