2013年11月25日(月)[荒井秀樹]
バイアスロンのタイムトライアル
フィンランド合宿中、女子チームは数回のタイムトライアルを行った。
ソチパラリンピック日本代表内定の立位女子選手は3人。
太田渉子選手、阿部友里香選手と新発田市役所に勤めながら頑張る出来島桃子選手だ。
ちょうど同じ日に、ロシアチームもバイアスロンのタイムトライアルを行っていて、アンナ選手の走りを見ることができた。
バンクーバーが終了して出産、一児のママになって昨シーズンから本格的に競技に復帰し、持久系のスポーツにしては重い感じがしたアンナ選手だったが、今シーズンはすっかり別人のように身体を絞ってきた。
ここボッカティでのトレーニングでも、テクニックより大きい身体の特徴を生かしたパワフルな走りをみせている。
ロシア地元開催だけに要注意だが、スタンディング女子の勢力は、ロシアのアンナ、ウクライナのアレキサンドラ、ユリヤ、イリーナ、スウェーデンのヘレーネが5強。
ここに太田、出来島、ベラルーシーのラリーサ、フィンランドのマイヤ、阿部友里香らが続いている。
日本の女子チーム、今シーズンの力関係が12月のワールドカップで分かると思うが、フィンランド合宿において、積極的にトレーニングが積まれている。
パラリンピックチームの専属トレーナーで中央大学スキー部OBの白戸篤志氏が選手個々にアドバイス。
ビデオを見ながら分かり易く解説してくれている。
上手な身体の使い方を学び、更なる飛躍を!
バイアスロンも走力がなければ勝てない時代だ。
がんばれ、ジャパン女子チーム!
(アンナ選手(ロシア)のスケーティング)
(太田渉子のスケーティング)
(阿部友里香のスケーティング)
(課題は下半身の強化、エクササイズ)