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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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9月は講演、そしてトライアスロンに参加

9月は合宿、その日程の合間に全国各地で講演を行ってきました。
講演のきっかけはさまざまですが、ソチパラリンピックがきっかけだったものもあります。


9月は5回講演を行いましたが、私としては、講演を聴いてくださる人が逆境に立ったとき、少しでも私のことを思い出して、「もうちょっと頑張ろう。」「なにかできることはないか?」と少しでも前向きになるようにという想いで話をしています。


実際に想いが伝わったかどうかはわかりませんが、いろいろな人から講演をきっかけにして、
「行動や姿勢が変わったよ」と言ってもらえたときは非常にうれしい瞬間でもあります。


そして、人生初のトライアスロンにも参加してきました。
九十九里で行われたトライアスロン大会には、2000名以上が参加。
正直ここまで人数がいると思わなかったので、びっくりしました。


スイム、バイク、ラン。
1つ1つはトレーニングの中でやるのですが、
すべてまとめてタイムを競うのは初めての経験。


「すみません、ちょっと教えてもらっていいですか?」
といって教えてもらい、またわからないことがあれば、聞く。
スタート地点まではこんな繰り返しでした。


[写真]スタート地点
(トライアスロンのスタート地点)


さて、そのスタート地点に立ったら、みんなとウエットスーツの色が違う・・・
たぶん逆さに着ていました・・・


しかしスタートすれば、そこはレース。
やるしかありません。
ちょっとでも速く、少しでも前に!!


自転車に乗っているとき、何人かに「パラトライアスリートなの!?」と声をかけられましたが、
「初めてなんです。だから、ペースもやり方もよくわからないので、自分のペースでやってます」
「そうなんだ。頑張って」と言われ、どんどん選手を抜いて、気がついたらゴール。


[写真]トライアスロンでの自転車競技の様子
(トライアスロンでの自転車競技の様子)


結果はトータル2時間32分で、男子総合で53位でした。
スイムも自転車も200番台でしたが、ランニングだけは6位。


トレーニングの成果も感じることができたので、それが収穫でした。
スキーとはまた違った刺激をもらいました。


[写真]新田佳浩【インタビュー&現場体験レポート
第5回 新田佳浩選手】

ジムトレーニングの秘訣を学ぶ


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