2016年08月30日(火)[荒井秀樹]
いい環境でスキーができるオーバーホーフのスキースポーツホール
オーバーホーフにあるスキースポーツホールは、総工費1400万€、2009年に完成しました。
初めて訪れたのは2011年9月、新田佳浩選手、太田渉子元選手と一緒でした。
当時は海外チームも多く、日本のノルディックコンバインドチームも来ていました。
室内バイアスロン射撃場は2011年の完成ですから、完成後すぐに使用していたことになります。
この日の室内温度は気温マイナス7℃、雪温マイナス6℃で、以前より寒いです。
クロスカントリースキーコースは2km、最大勾配は12%、標高差は25mで、IPCのシットスキーコースの最大値と考えればいいでしょうか。
室内はとても広く感じますが、雪面のホール・コースの面積は1,100㎡で、東京ドームのグランドの面積が13,000㎡ですから、約10分の1の広さです。
(窓があるので開放的です)
(冬は扉をあけて屋外に出られます)
(圧雪車が2台あります)
(スキーテストをするドイツチーム)
(スキーショップがあります)
9時に到着し、入館するのに必要なカードを発行してもらいました。
(カードの発行をお願いしています)
トレーニングは、長濱一年コーチと佐藤勇治コーチが選手と並走してアドバイス。
(新田佳浩選手と佐藤勇治コーチ)
ドイツの子供たちやパラチームにとっては、とてもいい環境でクロスカントリースキーができていて羨ましいかぎりです。
(ジュニアチームのレッスン)
午後は、雨でしたが山間走と補強トレーニング。
いい練習ができましたが、阿部友里香選手が喉を痛めていることが心配です。
(午後の練習は雨の中、山間走)
(佐藤勇治コーチが女子チームを引っ張る)
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