2016-2017シーズンが開幕。
その初戦であるワールドカップ フィンランド大会の初日、クロスカントリー・スプリント・クラシカルで、阿部友里香選手が見事優勝を飾りました。
予選を3位で通過し、準決勝、決勝と進み、初優勝です。

（ゴールに向かう阿部選手）

準決勝からは、6人の一斉スタートで、先にゴールした3人が勝ち抜けのKO方式で争われます。
パラリンピックの場合は、選手の障害クラスによって一斉スタートのタイム差を設け、障害のハンデをつけています。
そのために、選手たちはスタート時計のタイムを見ながらスタートするのですが、1秒早くスタートしてしまったりして失格になってしまうこともあります。
この日も何人か失格になったりしていて、よくルールを理解して競技することを望みます。

阿部友里香選手は、順調に決勝に進みました。
決勝は、ウクライナのユリヤ選手にリードされ2位でスタジアムに戻ってきましたが、下りからの阿部選手のスキーが断然滑っていて、あっという間に抜き去り、大きくリードし、1位でゴール。
本人もコメントしていましたが、ワックスコーチの勝利と言っていいでしょう。
もちろん本人の頑張りも凄かったです。

（新田選手から祝福を受ける阿部選手）

（決勝2位争いの新田佳浩選手）

この勢いに乗って明日からのレースも頑張りましょう。

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