2017年05月23日(火)[荒井秀樹]
ロシアのドーピング問題の続報
国際パラリンピック委員会(IPC)は22日に理事会を行い、「ロシアの復帰を認めず、9月に間に合わないと2018年のピョンチャンパラリンピックのエントリーはない」とのニュースが流れました。
元シットスキー選手でワールドカップでも活躍したミハイル氏は、ロシアパラリンピック委員会の理事でもあります。
ソルトレークやトリノのパラリンピックでは、長田選手など日本のシットスキー選手と競っていました。
その彼が、「クレーブンIPC会長が16年の任期を終え、今年9月にアブダビで行われるIPC会長選で新しい会長が選出されることによって、この問題は解決すると確信している」とのコメントが出ていましたが、問題は、一日も早く正常なロシア国内のドーピング検査機関の確立とソチパラリンピックでのドーピング事件の究明だと考えます。