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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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環境を変える大切さ

8月はドイツでの夏スキー合宿、新田選手の故郷岡山で陸上合宿、そして青森の野辺地と、長濱監督も選手たちと一緒に各地を巡りオフシーズントレーニングに取り組んでいらっしゃいます。でも一か所で合宿したほうが効率が良いのではないでしょうか?アウローラちゃんが監督に質問しました!

*
Q.合宿を国内でも1か所でなく、いろいろなところに移動してやるのは何故でしょうか。それぞれでトレーニングできるポイントが違うのでしょうか。

A. ノルディックスキーは競技として自然環境を生かす中で、地形(上り・下り・平地)を利用する競技特性があります。
特にシーズン中は各国ワールドカップを転戦し勝負しながら駆け回ります。行く土地で条件も異なり、生活環境、コースの地形や雪質の違い、同じ条件は存在しません。同じ環境だけに慣れてしまうと、いざ環境が変わった時、あるいはレース中の地形の変化に適応できなくなります。
そのために国内でもなるべく合宿地の環境を変え、多くの環境に適応できる身体づくりを普段から考え、成長と成果を選手にも感じさせることを目的に、国内でも合宿地を変えて強化に取り組んでいます。
また、環境を変えることで選手にもメリハリが生まれ新たな気持ちになりトレーニングに臨めるからです。

[写真]フィジカルジャンプトレーニング
(新田選手を先頭に、フィジカルジャンプトレーニング)

[写真]阿部選手
(阿部選手のパワートレーニング)

長濱一年監督、ご回答をいただきありがとうございます。一か所に留まってしまうと気が付かないこともあるんですね。今後も監督の選手との取り組みや活躍を応援しております!

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