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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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ワールドカップ クロスカントリー・ショートで5位入賞の川除選手、長濱監督のコメント

国際パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第2戦、大会4日目のクロスカントリー・ショート・クラシカルが行われ、5位に入賞した川除大輝選手と長濱一年監督のコメントをご紹介します。

■談話
▼川除 大輝 選手

今日のレースは今シーズン最後のレースになりました。後半もスピードを落とさず順位を一つあげられたのでうまいレース展開ができたと思います。自分の中では今持っている力を出し切れた所は良かったのですが、自分と同じカテゴリーの選手に負けたり、ロシアの選手に大差で負けるなど結果としては満足のいかない大会になりました。
しかし、自分に足りない所がまた明確に見えたと思うので、さらに強化をし北京パラリンピックでは表彰台に立てるよう頑張ります。
最後にこのような状況の中大会に参加出来たことに感謝します。
大会関係者、チームスタッフの皆さん
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

[写真]クロスカントリー・ショートで5位の川除選手
(クロスカントリー・ショートで5位入賞の川除選手)

▼長濱 一年 監督
本日、クロスカントリー最終種目のショート競技が行われた。シーズン最後のレースでもあり出場選手の意気込みもより強く感じられた。
日本勢最高位は男子立位の部7.5kmクラシカル競技に出場した川除大輝の5位であった。距離も短いことから前半から積極的にペースを上げ攻めのある展開を繰り広げたが、表彰台には後一歩及ばずの結果に終わった。しかし、レースを追うごとにロシア勢の一角とのタイム差も縮まってきており評価のできる内容であった。
今シーズンはコロナ禍の中で思うように強化が進まず、また、軒並みワールドカップが中止となり、先の見えぬ中で選手も不安を抱えモチベーションを維持するにも大変なシーズンであったことは間違いない。シーズン最後にワールドカップを経験できたことでそれぞれに感じ取ることも多い大会になった。特に現状の世界ランキング確認やライバル選手との比較などを含め確認できたことは今後に繋がる。
この経験から得た課題を持ち帰り、来シーズン北京大会本番までの残された期間でやるべきことをしっかり積み上げ、さらに成長できるよう頑張りたい。
今シーズンも多くの皆様に支えられ、たくさんの応援をいただき活動できたことに心より感謝を申し上げます。
引き続き温かい声援を我々に送っていただけますようよろしくお願い致します。

(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース

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