2021年04月02日(金)[長濱一年]
シーズンを終え心機一転
皆さん、こんにちは!
つい先日、3月29日になりますが、フィンランド遠征より帰国し今シーズンの全日程を終了致しました。
今季はコロナ禍の中で軒並みワールドカップも中止となり、選手においては、先の見えぬ不安を抱え、切ない思いとやり切れない思いを抱えてのシーズンになりました。それでも、日々モチベーションを保ちポジティブな気持ちを忘れずに過ごしてきました。
シーズンを締めくくる一発勝負のフィンランド大会では、必ずや表彰台を獲得する強い思いを寄せ現地入りし大会に挑みました。
しかし、ロシア勢の強さを目の当たりにし太刀打ちできないまま大会を終えることとなり、改めてロシアの強化がいかに進んでいるか見せつけられました。強かった!
選手もレースを終えそれぞれに検証や分析を始めている中で感じることも多いことでしょう。
(フィンランド大会男子ミドル12.5kmCL競技で力走する新田選手)
(フィンランド大会男子ロング20kmFR競技で力走する川除選手)
(フィンランド大会女子バイアスロンスプリント6km競技で力走する阿部選手)
レースを終え現地で選手と今後の強化の方向性を話し合う中で嬉しかった言葉がありました。
我々はこのまま終わるわけにはいかない、なんとしても来シーズンは強豪ロシアの一角を崩し、必ずや北京で借りを返したい、と強い決意を口にしていました。この言葉を聞けたことで自然と私もエネルギーが沸き出でやる気に満ちてきました。
本日、2021年度、新たなスタートと決め、スキー部一同一丸となって2022年北京パラリンピックでのメダル獲得に向け猪突猛進の精神で頑張ります。
(CO・OP様からの提供食材を手にする阿部選手と川除選手)
今シーズンも多くの皆さんからたくさんの温かい声援をいただきありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
そして、これからも我々チームの活動と活躍に期待を寄せ変わりない応援をしてくださいますよう重ねてお願い申し上げます。