2022年12月11日(日)[アウローラ]
ワールドカップ 5kmクラシカルでダブル表彰を達成した川除選手、新田選手、長濱監督のコメント
国際スキー連盟(FIS)主催のワールドカップ(W杯)クロスカントリースキー5kmクラシカルレースで優勝した川除大輝選手、3位となった新田佳浩選手、長濱一年監督のコメントをご紹介します。
■談話
▼川除大輝 選手
本日のレースは今シーズンの初戦で、北京パラリンピック以来のレースになりました。1周目からトップを走ることができ、2周目は少し失速しましたが、最後までトップを守り切ることが出来ました。
北京パラリンピックが終わってから色々なイベント、挨拶に出席させていただき、自分たちがものすごく支えられている事に改めて気付く事ができました。その中で皆さんに良い報告ができる事がとても嬉しく思います。
スキーが出来る事に感謝しながら今シーズンも頑張って行きます。
応援よろしくお願い致します。
(ワールドカップ初戦 川除大輝のレースの様子)
▼新田佳浩 選手
平昌以来、5シーズンぶりの表彰台。当然、苦しい期間の方が長かったですが、川除選手と一緒に表彰台に立つことができたことが最高の瞬間でした。
レース自体は秒差を争うタフなレースでしたが、ワックスマンをはじめ多くのスタッフにサポートしていただいたこと、そして多くの方から応援していただき感謝しています。
まだレースは始まったばかりです。明日からのレースもチーム一丸となって頑張ります。
(ワールドカップ初戦 新田佳浩のレースの様子)
▼長濱一年 監督
本日、2022-23シーズンワールドカップ開幕をフィンランド・Vuokattiに迎えた。
大会初戦はクロスカントリースキー競技が行われ、男子立位の部5kmインディビジュアルクラシカル種目に出場した川除が見事優勝、新田が3位となり、ダブル表彰台を獲得した。シーズンインを迎え、いち早くフィンランド国内にて余裕をもってトレーニングを積めたことで2人の仕上がりは上々であった。また、スキー板の選択やワックスも良く、スタッフとの連携、サポート全てが良い方向に絡み合い好成績につながった。
幸先の良いスタートを切れたことで、明日からのレースでもチームの勢いをさらに上げ開幕戦を乗り切りたい。そのほか、男子座位の部、女子立位の部、男子視覚の部へ出場した選手も調子は上向きで細かい修正で上位を狙える位置にいたので巻き返しに期待を寄せている。