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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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【速報】世界選手権クロスカントリースキー10kmフリーで川除大輝選手が6位入賞

国際スキー連盟(FIS)主催の世界選手権が1月20日にスウェーデンのエステルスンドで開幕し、大会6日目のクロスカントリースキー10kmフリーのレースが行われました。
日本からは10名の選手(ガイド選手含む)が出場し、男子立位の川除大輝選手が6位に入賞しました。佐藤圭一選手(セールスフォース・ジャパン)は10位、女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)は9位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

[写真]世界選手権クロスカントリースキー10kmフリーで6位入賞した川除大輝選手の走り
(世界選手権クロスカントリースキー10kmフリーで6位入賞した川除大輝選手の走り)

FISパラノルディックスキー世界選手権大会:スウェーデン エステルスンド
■開催日/1月28日(土)
■スタート時間/午前12時00分
■時差/8時間 
■開催地/スウェーデン エステルスンド
■天候/曇り ■気温/0℃  ■雪温/-4℃
■開催種目
男女クロスカントリースキー10kmフリー
-----------------------------------

▼男子 立位の部
川除大輝 6位 26分17秒6
佐藤圭一 10位 27分20秒1
  (セールスフォース・ジャパン)
岩本啓吾 14位 29分00秒5(土屋ホーム)
[優勝:マーク・アレンツ(カナダ)24分34秒6]

▼座位の部
源 貴晴 17位 34分36秒6
  (アムジェン/HOKKAIDO ADAPTIVE SPORTS)
森 宏明 21位 36分13秒4
  (朝日新聞社/HOKKAIDO ADAPTIVE SPORTS)
柴田真聖 22位 36分18秒1(土屋ホーム)
[優勝:ジュゼッペ・ロメレ(イタリア)28分46秒0]

▼視覚
有安諒平 14位 32分23秒7
  (東急イーライフデザイン/杏林大学)
 藤田佑平 ガイド(スポーツフィールド)
[優勝:ゼバスティアン・モディン(スウェーデン)23分38秒1]

■女子
▼立位の部
出来島 桃子 9位 32分30秒6(新発田市役所)
岩本 美歌 12位 37分49秒2
 (青森大学/北海道エネルギーパラスキーチーム)
[優勝:ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー)27分13秒8]

■談話
▼長濱一年監督
本日クロスカントリー競技個人戦最終種目10kmフリーが行われた。日本勢最高順位は男子立位の部に出場した川除大輝の6位だった。前半のタイムチェックポイントの入りは良かったものの、中盤からタイムを落としトップ争いから後退する苦しい展開であり、本来の持ち味を出し切れないままレースを終えた。
ほか、立位・視覚・座位の部に出場した選手も、ところどころ評価できる内容はあったが、出場選手全員が個々の目標を達成できないままレースを終える様子が伺えた。
またレースを通じ、強豪国の欧米選手のスケーティング走法との技術面の違いを強く感じた。今後の課題として日本が得意とするクラシカル走法を生かしつつ、スケーティング走法への更なる改善と進化を求める取り組みが必要と強く痛感した。
しかし、我々は最後まで諦めない姿勢で臨み、明日最終日の団体競技となるリレー種目にベストを尽くし挑みます。皆様、最後まで選手へ温かい声援をよろしくお願いします。

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