国際スキー連盟（FIS）主催の世界選手権が1月20日にスウェーデンのエステルスンドで開幕します。世界選手権大会は2年に1度開催される国際大会で、パラリンピックに次ぐ規模の国際大会です。
大会初日を前に、新田佳浩選手、川除大輝選手、長濱一年監督からコメントが届きました。

●新田佳浩選手
コロナ禍の影響もあり、4年ぶりに世界選手権に出場します。北京パラでは納得できる滑りができなかったので、今大会では北京のリベンジという意味も込めて自分自身のベストパフォーマンスを発揮することに集中します。
最後にいつも応援いただいている皆様、そしてサポートして頂いている多くの方に感謝申し上げます。世界選手権、そして札幌大会に繋げるパラノルディックチームに期待と応援よろしくお願いします。

●川除大輝選手
今回の世界選手権は久しぶりの参加になります。この舞台に立てるのもサポートしてくださっている皆さんのおかげです。ありがとうございます。
前回参加した世界選手権ではクラシカルロング、フリースプリントでメダルを獲得しました。今シーズンやってきた事をしっかりと出し切り、自分の滑りができるよう頑張りたいと思います。そうしたら、前回大会よりも良い成績がついて来ると思います。応援よろしくお願い致します。

●長濱一年監督
いよいよ、パラノルディック世界選手権が20日から開幕となる。
我々クロスカントリーチームは今シーズン、この世界選手権に照準を定め個々のめざす目標達成に向け、日々トレーニングに励んできた。年末年始の国内合宿ではレーススピードの向上を図ると共に細かい技術面の修正を行い、良い状態に仕上がっている。
まずは、期待のかかる川除選手と新田選手を筆頭に表彰台をめざし、よい軌道を掴み、多くの選手が入賞を果たせるようにしたい。秒差を争う厳しいレースが間違いなく予想されるが、勝敗を分ける僅かな差をものにできるようチーム一丸となり最大限の戦力を発揮し、皆様からの温かい声援とサポートを後押しに変え頑張ります。

■世界選手権スウェーデン大会日程
21日（土）7.5km　バイアスロン・スプリント
22日（日）18km　クロスカントリースキー・クラシカル
24日（火）1.2km　クロスカントリースキー・スプリント・フリー
25日（水）10km　バイアスロン（ペナルティー・ループ）
27日（金）12.5km　バイアスロン（ペナルティー・タイム）
28日（土）10km　クロスカントリースキー・フリー
29日（日）クロスカントリースキー・リレー